資産運用は、もはや一部の人たちだけのものではなく、あらゆる世代にとって身近な選択肢となりつつあります。特に新NISA制度のスタートを機に、将来の資金形成を見据えた積立投資を始める方が急増しています。

2025年6月末時点のデータによれば、2025年中のつみたて投資枠の買付総額は全世代合計で3兆円を突破しており、なかでも30歳代の投資額は7000億円を超えています。この数字からも、若い世代が将来への資産形成に積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

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つみたて投資枠における年代別買付額(2025年6月末時点)

出所:金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」

30歳代から積立投資を始めることは、時間を味方にすることで複利効果を最大限に活用できるという点で大きな意味があります。

本記事では、30歳から35年間にわたる投資を行った場合のシミュレーションをご紹介した上で、長期投資のメリットやポイントを解説します。これから投資を始めようとお考えの方はもちろん、すでに始めている方にとっても、今後の参考になれば幸いです。