おすすめ金融商品その1:投資信託

iDeCoやNISAの普及により、一気に知名度が上がったのが投資信託です。かつては富裕層や運用好きが購入しているイメージもありましたが、国の政策も後押しして、若い方でも購入する人が増えています。

投資信託のメリットは、個人では買えない銘柄や市場に投資をすることができる点です。デメリットは元本割れのリスクがあること、手数料がかかることなどです。

リスクはありますが、成長市場を対象にした投資信託であれば、お金を貯めることが多いに期待できる金融商品です。積極的に活用していただきたいところです。

投資信託を活用する場合は、米国株式や新興国を含む世界株式に投資するファンドを選ぶこと、つまり成長市場に投資できる投資信託を選びましょう。

NYダウやS&P500に投資した場合、10年前と比較すると、市場は2~3倍に成長しており、上下を繰り返しながらも、マーケット自体は右肩上がりで上昇しています。

もし同時期にインデックス投信で運用していたならば、資産は2倍、3倍と成長していることになります。

余談ですが、私たちの大切な年金は年3%弱で運用されています。しかも大変保守的なポートフォリオで運用されています。

ほとんど金利がつかない日本の債券が25%も組み入れられ、残りは海外債券、海外株式、日本株式に25%ずつ分けて投資されています。

上記のようなポートフォリオでも年3%弱の成果ですから、米国株式や世界株式に絞って投資をすれば、年3%を上回る成果を残す可能性が高いのです。

多少の手数料はかかりますが、インデックス投信は投資コストを極力抑えることができます。

手数料がかかるからと言って、投資をしないのでは本末転倒です。投資信託の運用には、いろいろな人の手間がかかっています。そのコストであると考えた方が気持ちよく運用をスタートすることができます。