このように各国が低金利に苦しんでいる状況ではありますが、それでも比較的高い水準である米国の金利を活用した金融商品は、日本の定期預金に比べれば、ましです。

為替リスクは伴いますが、金利で得られるメリットの方がはるかに高いのです。

仮に2%でお金を運用できるとしましょう。複利運用をして、お金が倍になるのにかかる時間は約36年です。0.01%だと7600年かかります。2%と0.01%の違い以上に36年と7,600年は桁違いの差が生じます。金利は数%でも高い方がいいのです。

保険商品は債券運用されている金融商品ですので、優れた運用商品の側面もあります。特に外貨建ての商品は個人が買えない超長期の債券に投資されている場合が多く、高い金利で運用されています。

個人で債券運用する場合は、証券会社で外国債券を探してみるのも良いでしょう。

できれば新発で条件がよい社債を探してみてください。多少リスクは伴いますが、比較的金利が高めに設定されている劣後債なども活用してみるのもいいかもしれません。