国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成30年の日本の年間平均給与は約440万円と発表されています。一方で、同調査によると1年を通じて勤務した給与所得者のうち1000万円以上稼ぐ人は、わずか全体の5%しか存在しないという結果が出ています。もちろん給与所得者のみの調査にはなりますが、年収1000万円を稼ぐということがいかに難しいかということがよく分かります。
この日本の平均所得である「年収400万円の人」、そして給与所得者の約5%しか存在しない「年収1000万円の人」、一見すると金額だけの差のように思えますが、その差は金額だけではありません。考え方、つまり思考にも大きな差があると考えられています。
今回は、「年収400万円の人」と「年収1000万円の人」の思考の違いを比較しながら、年収1000万円以上を稼ぐために必要な考え方や行動について紹介していきます。