デジタル世代の精神衛生管理

また欧米のミレニアルズは、ウェルネスに関して前の世代よりも意識が高く、心身共に健康でいることへの出費を優先させる傾向があります。そういったニーズに合わせ、オンラインカウンセリングだけではなく、瞑想アプリやゲームを利用して不安症などの症状を緩和するアプリや、孤独感を緩和させるAIロボットなど、次々と精神衛生管理や治療を目的とした斬新なアイデアの技術が開発されています。

このようなトレンドも後押しして、デジタルに親近感をもつミレニアルズは、手頃な費用で気軽に精神衛生管理をしているようです。

日本でも、マインドフルネス瞑想などに興味を持つ人が増えているといいます。様々な選択肢が増えています。今後ストレスフルな時代を生き抜くためにも、自分なりの精神衛生管理法を見つけ積極的に取り組んでいくことが大切ではないでしょうか。

参考

(※1)『「健康」は富裕層のもの?「ウェルネス産業」急成長の要因は「大衆化」』LIMO
(※2)The Commonwealth Fund “Do Americans Face Greater Mental Health and Economic Consequences from COVID-19? Comparing the U.S. with Other High-Income Countries”

美紀 ブライト