資産運用会社の元勤務者が教える、定年後の退職金運用法

為替取引や不動産投資は老後の資産運用に向くのか

定年後には金融商品が限定されている、と言うと、 FX や仮想通貨も資産運用の商品としてあるではないか、というような声もあがります。

しかし、そうした金融商品は「ゼロサムゲーム」と言って長期で資産形成をするのには向いてない金融商品です。トレードで遊ぶ程度であれば決して否定はしませんが、長期的に資産を形成するという意味では向いていない金融商品といえます。

また、不動産投資については、一般的に金融機関から借り入れを行い、いわゆる「レバレッジ」をかけて行う投資であるため、退職後に金融機関から資金を借り入れて不動産投資を行うのは 難しいということがあります。

こうして考えてみると、定年退職後に資産運用しようとする場合には選択肢がかなり限定されているということがおわかりいただけるかと思います。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX