長期で投資をすればするほど、資産が加速度的に大きくなるのが複利の特徴です。

毎月分配型のファンドは、分配金を途中で受け取らず、再投資を選択しましょう。分配金を受取ることは、複利を否定することになってしまいます。避けた方が無難です。

手数料にこだわるのは正解

「手数料が高い」という不満をお客様からよく伺います。数%ではありますが、運用成果に影響することを、よくご存知なのでしょう。

投資信託の手数料は大きく分けて、下記の3つです。

  • 販売手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額または解約手数料

手堅く長期運用した場合、得られる運用成果はせいぜい3%、多くて6~7%程度。そのわずかな成果から手数料を引かれるわけですから、長期で運用すればするほど、無視できない大きな額を払うことになります。

手数料は無いに越したことはありません。ただ、一概に悪いということもできないので難しいところです。

手数料がかかる場合、人を介して販売される場合がほとんどですから、自分の担当アドバイザーがいれば、いつでも運用相談ができるというメリットもあります。

金利水準を確保できる債券に投資する

それでは、投資信託の銘柄をどのように選べばよいでしょうか。できれば債券と株式、2種類の投資信託を保有し、組み合わせながら運用するのをお勧めします。