年収に対する貯蓄の水準は大きく変わらない
ここまで見てきたように、年収別の貯蓄の水準は多少の凸凹はありますが、年収が増えるにつれて貯蓄の金額が増えています。
しかし、年収に対する貯蓄の水準は、年収350万円以上の世帯について見ていくと、約2倍程度で、その比率は年収が増えていっても大きく変わりません。
したがって、自分の年収に対して貯蓄がしっかり出来ているかを確認するためには、自分の年収の2倍近くが貯蓄出来ているかを確認する必要があります。
貯蓄と言っても、必ずしも預貯金ばかりでありません。ここまで見てきたように生命保険であったり、株式や投資信託といった有価証券であったりも含まれます。
皆さんも、ご自身の年収と比べて貯蓄がしっかり出来ているかは、こうした視点で確認することができるでしょう。
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参考資料
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)2019年(令和元年)平均結果(二人以上の世帯)」
マネー編集部貯蓄班
執筆者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)