徹底的な話し合いで解決した

首都圏で暮らす30代のCさんには3歳と4歳の息子さんがいますが、旦那さんは自営業のため毎日忙しく、ほとんど家にも帰らず事業を拡大しようと奮闘していた様子。Cさんの方もワンオペで家事と2人の息子の育児をする毎日に、疲労困憊だったと言います。

「子どもたちの面倒を見るのが大変すぎて部屋が荒れて…。たまに帰ってきた夫から文句を言われて、頭に来て『誰の子どもなの?』って切り出して話し合いをした。お互いにトコトン話そうって、そこから4時間話し合いをした」のだそう。

「話し合いの中で、家族を養うために昼夜関係なく頑張ってくれていることを知ったし、子育ての苦労も伝えられた。子育てって大変なんだって話をしているとき、『そんなことある?』とか『子どもってすごいな』とか、最後には笑って話ができた。そこでわだかまりが解けて、お互いに『ごめんね』『これからは協力するから』と言え合えた」と教えてくれました。

徹底的に話し合うということは、いい結果になることもありますが、逆効果になる場合もあるでしょう。相手が疲れているときには話し合いは避けるとか、言葉選びは慎重にするといった気遣いも必要なようです。