「夫が子育てに非協力的」と悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。家事や子育てに消極的な男性は日本にはまだ多いようですが、そこにはそれなりの理由があるのかもしれません。

今回はそんな夫から協力的な姿勢を引き出した女性たちに話を聞いてみました。改善のためのヒントを得られるかもしれませんので、参考にしてみてくださいね。

なぜ非協力的なのか理由を聞いた

東北の地方都市に住む20代のAさん。1歳の娘さんがいますが、多忙な旦那さんから子育ての協力が得られなかったと言います。

「夫は仕事が忙しいとかで毎日帰りが22時とか23時…。その時間には私は子どもの寝かしつけで一緒に寝てしまっている。子どもの夜泣きでしょっちゅう夜中に起きるので、朝は夫が出社する頃に目が覚めるという、すれ違いの生活。夫は家事を手伝うことも、子どもの相手をすることもなく、土日は寝てばかり。家事はともかく育児は2人でしたかった」と話すAさん。

「あれこれ迷ったけれど、結局は単刀直入に理由を聞いてみた。家事はいいけれど、育児だけは協力してほしい。そのために何かできることはないかって。そうしたら、『正直言えばまだ父親として実感が湧いていなくて、1人で子どもと接するのが怖い』と教えてくれた」のだそう。

「土日も赤ちゃんとどう接したらいいかわからなくて寝て過ごしていたみたい。だったら3人で遊ぼうと、夫を起こして子どもと3人でビデオを見たり、おもちゃで遊んだり。そうしたら、『こんな感じでいいんだ』と、ハードルが下がったようで、そこからは子どもと遊んでくれるようになった」と話してくれました。

Aさんの場合は旦那さんの抱えている悩みを聞き出し、解決策を提案することによって状況が改善されたようですね。