居住地以外のナンバープレートを取得する正式な方法
もちろん、正規の手続きを経たうえで居住地以外の管轄地のナンバープレートが取得できるのであれば問題はありません。
その正規の手続きとは
- 使用の本拠と明示できる証拠がある(別荘がある、実際に使用していることを公共料金の請求書等で証明できるなど)
- 法人の場合、営業所として登記されている
などです。
上記の証拠や書類が提示できれば、今回少し話題になった「東京都民が千葉ナンバーの車を買う」ことが実現できます。これ以外の場合は、車を販売した販売店にも責任が発生する可能性も出てくるかもしれません。車は一種の財産ですから、正確な申請や届出が必要になるということなのです。
まとめ
通常の車の購入だとあまり気にしない車庫証明ですが、寮生活をしている学生の方や単身赴任時の車の購入においてはちょっと特殊な手続きをする必要がありますから、覚えておきたい知識になります。
しっかりとルールを把握したうえで、それに則って手続きをするようにしましょう。
参考
(※1)「自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)」e-Gov
(※2)「自動車の保管場所(車庫)に関する申請手続(軽自動車)」埼玉県警察
(※3)「軽自動車保管場所の届出手続」千葉県警察
(※4)「自動車保管場所証明申請」富山県警察
宇野 源一