過去5年の業績動向

電通グループ(電通)(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると、2015年12月期の4兆5139億円から2018年12月期の5兆3572億円まで増収が継続しましたが、2019年12月期は5兆1468億円となっています。

また、営業利益又は損失については、2015年12月期は1072億円の利益、2016年12月期は1376億円の利益でしたが、その後は減益が続いており、2019年8月期は33億円の損失でした。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社の所有者に帰属する当期利益又は損失は、2015年12月期の726億円の利益から2017年12月期の1054億円の利益まで増益が継続しましたが、その後は減益傾向にあり、2019年12月期は808億円の損失となっています。