通勤手段の見直し
3密を避けられない満員電車やバスなどを使っての通勤も、人によってはこの機会に再検討したいポイントです。
もちろん、家から勤務先までまったく公共交通機関を利用せずにすむ人は限られています。でも、最寄りの駅までバスに乗らずに徒歩か自転車で行ってみる、といった程度であれば、無理なくできる人も多いかもしれませんね。
先述のコーヒー同様、毎日の金額は微々たるものかもしれませんが、月単位でみると、それなりの金額が節約できるのではないでしょうか。歩きや自転車での移動は、体にもよさそうですよね。長い目でみると、お金と健康、両方の面でメリットが期待できそうです。
「おこづかい制度の廃止」も選択肢のひとつ
思い切って「おこづかい制度」をやめてしまうことが節約につながる場合もあるようです。ちょっと意外に思われた人も多いかもしれませんね。そこで、実際におこづかい制度を廃止したという夫婦の声をご紹介します。
「『お金があればあるだけ使ってしまう』タイプの夫は、どうやら『今月はあと2万円残ってるから、どうやって使い切ろうかな』という考えでいることが分かりました。これではいけないと『今月からは必要になった分だけをその都度渡すね』と伝えたところ、今では毎月夫へわたすお金はおこづかい時代の半額ほどになっています。」
「夫自身は渋々…という感じでしたが、おこづかい制度をやめたら、目に見えて無駄遣いが減りました。『髪を切りに行きたいから4000円必要』『どうしても参加しなきゃいけない飲み会の会費が5000円』と、金額や使い道をきっちり私に伝えなければならないことが、場当たり的な無駄遣いの抑止力になっているみたいです」
「『月々のおこづかい額をいくらと決めないかわりに、使って余った分はマイホーム資金として貯めよう』と夫婦で決めました。明確な目標を共有したおかげで二人そろって貯金モードに切り替わり、自然と節約に励むようになったと思います」