限られたおこづかいの中でやりくりするためには

実際のおこづかい額が平均と比べて多いか少ないかに関わらず、限られたおこづかいの中で少しでも自分の自由に使えるお金を増やすために、男性は78.8%、女性は89.4%の人が「何らかのやりくりを実践している」と回答しています。

飲食費の節約

具体的な方法として、男性では「昼食費を安くするように努力している」という人が35.4%で最も多く、次いで「外で飲む回数を減らしている(28.5%)」「水筒を持参するようにしている(24.0%)」と、外での飲食費を抑えるように心がけている人が多い模様。

女性も、「弁当を持参するようにしている(50.2%)」「昼食費を安くするよう努力している(47.4%)」「水筒を持参するようにしている(45.8%)」と、ランチ代をはじめとする飲食費の節約が上位に挙げられました。また、「衝動買いをしないようにしている」「洋服・靴など、安いものを買うようにしている」などと、食費以外の項目についても意識してやりくりしている人が多いのが特徴です。

男女ともにやりくりを実践している飲食費。毎朝の出勤のたびに買っていたコーヒーを、家で淹れて保温マグや水筒で持参するだけで、月単位でみるとかなりの金額が浮きますよね。できる限りお弁当を持参したり、外食する場合は品数を1つ減らしたりするだけでも、確実にランチ代の節約になるでしょう。

「飲み代」も減少傾向に

同調査によれば、男性会社員のひと月あたりの飲み代は前年比1555円と大幅に減少し、1万1620円となっています。

外出自粛要請やテレワークの普及にともなって飲み会の機会自体が減っている影響も考えられますが、外で飲む頻度は少し減らすだけでも大きな節約効果が期待できるため、ぜひこれを機に見直したい項目です。