万が一に備えて
お金に関し、お互いのすべてを把握することなく生活を共にするサバ読み夫婦。「結婚前のお金は自分のものだから当然だ」とお互いが干渉しあわない夫婦もいれば、その一方で「一緒に暮らすのだからお互いのために使ってもいいのでは」と考える夫婦までその考え方は様々です。
どちらも夫婦の考え方が同じであれば、それは家庭にとって問題になることではありません。しかし、どちらか一方が「損をした」「不安だ」と考えるようなら、一度話し合った方がいいかもしれません。
また「どんなに信用していても離婚するかもしれない」という予防の意味から資産を隠す人も多くみられます。愛しているからこそすべてをさらけ出すべきだと考える人がいる一方で、愛していてもそれとこれとは別、というシビアな目を持つ人が存在するのも、今の時代らしいのかもしれません。
【参照】
松井証券株式会社「夫婦の家計管理事情に関する調査」
佐渡 六花