みんなはどうやって家計管理をしている?
それでは、どのように夫婦のお金を管理していくのが良いのでしょうか。
先程の調査の中で、「あなたの家庭は、誰が家計を管理していますか」と聞いたところ、妻が家計を管理している割合は45.0%、夫が管理している割合は24.8%、別々に管理している割合は16.4%、共同で管理している割合は13.9%となっており、妻が家計を管理している家庭が最も多いという結果です。
①夫婦どちらか一方が主導権を取り、家計を管理する
もし、夫婦がお互いの所得額や貯蓄額をオープンにできるのであれば、夫か妻のどちらか一方がメインで家計を管理していくという方法があります。実際に調査では、妻が家計管理をしている夫の7割以上が「妻が家計を管理していることに満足している」と回答しています。
「船頭多くして船山に上る」ということわざもあるように、舵取りをする人が多くなればなるほど物事は迷走してしまうこともあります。夫婦でよく話し合って、お互いが納得する形で役割分担ができるのであれば、夫と妻のどちらか得意な方が家計管理の主導権を持つというのも良い方法なのではないでしょうか。
②夫婦別会計にする
共働き世帯の増加と共に見られるようになってきたのが夫婦別会計。夫婦間で決めた一定金額を出し合って生活費を工面し、残りはそれぞれが自由に管理するという方法です。