親子で買い物へ行くと、必ずと言っていいほどせがまれる“おやつ”。たった数十円のものであっても、「毎回言われるままに買ってしまっていいのだろうか…」と悩んだ経験のある大人は多いのではないでしょうか。

今回は、子どもにおやつをせがまれたとき、「いくらくらい」「何個まで」許しているのか、周囲の子育て世代にヒアリングしてみました。おじいちゃんおばあちゃん、おじ・おばなど、立場によっては違いがあるかと思いますが、日々「おやつ買って!攻撃」 に遭っている親たちはどのあたりを基準にしているのでしょうか。

【金額で制限】150円くらいまでのものを選ばせている

子どもからの「おやつ買って!」に対して、一番多かったのが「150円くらい」を上限額に買ってあげるという回答。150円までなら、物によっては2つくらい買えるものもあるので、子どもにとっても選び甲斐のある金額だと言えるのではないでしょうか。

「子どもが買い物についてきたときは、『1回150円まで!』とルールを決めています。どうしても欲しいお菓子があって、その日の金額が170円になってしまった場合、次回は130円までと差額を調整。欲しい物が欲しいだけ手に入るわけではないということを知ってもらうのと、小学生の長男には計算の練習にもなっているので、今のところこのシステムでうまくいっています」(34歳/女性)