この緊急時に威力を発揮したのがインターネットです。近所に住むアメリカ出身の奥さんが自宅でやっている英会話教室に子供2人を通わせているママ友のAさんは、3月下旬から5月中旬の約2カ月間のレッスンはオンラインに切り替わったといいます。
「テレワーク会議で使われているアプリを使ったけど、すぐ近くに住んでいるのネットを介して会うのが新鮮だって子供達が乗り気で、いつも以上に頑張っていたみたい」と言っていたのが印象的でした。
それに対して、大手の英会話教室に息子を通わせている近所のBさんの場合、大手だと一斉にオンラインレッスンを導入することは難しいということで、運動系と同じように緊急事態宣言が出ている期間は休みだったと嘆いていました。
オンライン授業や動画配信をした学習塾
筆者の2人の子供達が通う塾は、緊急事態宣言が全国に発令されたことから急遽臨時休校になりました。
その後は双方向の授業配信などの対応をして乗り切り、休みとなった分は後日振替授業を行うという対応でした。現在は再開していますが、窓は全開で教壇に立つ先生はフェイスガードなどを付けて授業を行っています。
知り合いのママたちに後日話を聞いてみると、4月から5月にかけて動画配信をして都合の合う時間帯に勉強するよう指示した塾もあるなど様々でしたが、基本的に似たような対応を取る塾が多かったようです。