「パワハラ防止法」始まってますよ!
2020年6月1日、「パワハラ防止法(正式には”改正労働施策総合推進法”」が施行されました。
施行に先立ち、人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営する『ミドルの転職 』が実施した「パワハラ防止法」に関するアンケート結果(※)では、回答者の76%が「パワハラ防止法を知っている」とのこと。さらに3人に1人が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」と回答しています。また、パワハラが起こる理由については以下のような回答が挙がっています。
パワーハラスメントが起こる理由は何だと思いますか︖(複数回答可)
- 1位…パワハラをする側の人間性の問題(70%)
- 2位…上司と部下との信頼関係の欠如(53%)
- 3位…企業のパワハラ対策の不十分さ(46%)
- 4位…育成・指導方法に対するジェネレーションギャップ(44%)
- 5位…上司と部下とのコミュニケーション不足(44%)
- 6位…失敗が許されない企業風土(42%)
- 7位…パワハラの定義の曖昧さ(42%)
- 8位…人手不足による余裕のなさ(38%)
- 9位…罰則の軽さ(29%)
- 10位…その他(8%)
※『ミドルの転職』サイト利用者、35歳以上の2005人より回答。2020年4月30日~5月28日実施、6月18日発表。
とはいえ、実際の現場では、パワハラについて自覚がまったくない上司もいるようです。「罵倒や怒声を浴びせる」など分かりやすいケースであれば正攻法もありそうですが、必ずしもそうとはいかないようです。ここで、働くみんなから寄せられた、パワハラ・ボスたちの生態をみていきましょう。