3.特別費の見直しポイント
特別費は帰省や旅行でかかる費用や家電機器の買い替えなどにかかる費用のことを指します。特別費は固定費や変動費と異なり、予定になかった家電機器の買い替えや入院などがあってどれぐらいになるかはっきり予想できない場合もあります。
そこで、特別費に関しては帰省費や税金などの予想できる範囲のものだけを書き出し、年間でどれくらいかかるかを計算してお金を用意しておくのがおすすめです。
突然の支出もあるため固定費のようにはっきりとした目安を決めるのは難しいですが、だいたいこれくらいと決めて準備しておけばお金の管理がしやすくなります。固定費と変動費を先に見直してどれくらい余裕があるかを把握し、それから特別費を見直してみると分かりやすいですよ。
また、普段つけている家計簿とは別に、だいたいの予想がつく特別費をまとめた表をつくって固定費と変動費以外にはどれくらいかかるかを可視化すると、その先の予定も立てやすくなります。
家計簿を見直してお金の管理をしっかりしよう
家計簿の見直し方についてご紹介しました。家計簿をつけていてもお金が貯まりにくいのは、家計簿のつけ方がわかりにくかったり家計簿をつけて満足してしまって無駄を省くところまでいっていなかったりなど、いろいろな理由があります。
わかりやすい家計簿のつけ方を実践し、お金の使い方を見直せば今までよりもお金が貯まりやすくなるでしょう。また、慣れてきたら自分にあった家計簿のつけ方を模索してみるのもおすすめです。今一度家計簿を見直して、お金の使い方について考えてみましょう。
田中 みや