さいごに

緊急事態宣言が全国的に解除され、各方面での営業活動の再開が慎重に進んでいます。とはいえ、COVID-19の感染第二波を警戒しながらの、いわゆる“徐行運転”という感も否めません。今後しばらく、就職や就職、さらには就業の継続さえ難しくなるケースが増加する可能性が。住宅ローンは返済期間も長いため、早めの返済の見直しや、同時に家計見直しによる支出改善をはかるようにしましょう。子育て中のご家庭の場合は、教育資金を含めた10年~20年単位での見通しを立てていけると安心できるかもしれませんね。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参考】
新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について(6月5日現在集計分)」厚生労働省
<要約>家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果- (二人以上の世帯)」総務省統計局 
家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果- (二人以上の世帯) 負債の状況」総務省統計局 
住宅ローン借り換えユーザーに関する調査レポートを発表」株式会社MFS

LIMO編集部