[5]ボーナス併用払いを利用している場合は要注意

今後はボーナス支給の見送りや大幅カットに踏み切る企業も多いと考えられます。これまでボーナス併用払いを利用していた場合、勤務先の業績が悪化していると感じたら、ボーナス併用払いをやめるということを検討したほうがよいかもしれません。

年2回ボーナスがある場合、支給前の約半年間が査定の対象になっている企業が多いです。つまり、コロナ不況が大きな影響を及ぼすのは、この夏ではなく冬のボーナスという可能性が高いわけです。冬のボーナス時期までは、まだ時間があります。見直し・借り換えを考えたら、できるだけ早めにリサーチを始めてみるとよいかもしれませんね。

[6]返済資金を集めるには家計支出の圧縮が効果的

返済プランが立ったら、延滞しないように確実に返済を続けていきましょう。ズバリ言うと「返済用の資金をしっかりかき集めていく」ことが大切です。家族の携帯電話を格安プランに変更する、何となく続けている習い事やサブスクサービスを解約するなど、毎月の固定支出を抑える方法などが有効でしょう。

返済方法の組み替えをして、家計支出を圧縮していくことで、家計へのメリットも高まります。加入している保険を見直す、車の保険を契約している場合はネット系損保で保険料を比較検討、ユーザー車検にチャレンジしてみる、などの角度から試してみてはいかがでしょうか。