東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は39日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は2億5,273万株、売買代金は2,383億円となり、いずれも前日より小幅増加となりました。個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は39日連続で1,000億円を上回り、さらに連日で2,000億円を上回っています。
ただ、新興市場でも利益確定売りが優勢となり、株価指数は大幅安で5日ぶりの反落となりました。なお、終値ではかろうじて1,000ポイントを維持しています。
日産自動車など自動車株が軒並み急落、「あつ森」大ヒットの任天堂が年初来高値更新
個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が軒並み大幅安となり、ファーストリテイリング(9983)が▲4%超安の急落となった他、ソフトバンクグループ(9984)、テルモ(4453)、京セラ(6971)、ファミリーマート(8028)なども大きく値を下げました。
また、円高進行を受けて自動車株も揃って売られ、終値ベースで日産自動車(7201)が▲9%安に迫る急落となったのを始め、三菱自動車(7211)が▲7%超安、ホンダ(7267)、マツダ(7261)、スズキ(7269)、SUBARU(7270)が▲5%超安と揃って急落しています。
さらに、米国のゼロ金利が2021年まで続く見通しが公表されたことを受け、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など銀行株が大幅安となり、野村ホールディングス(8604)など証券株も値を下げました。