とある会社に勤務する中堅社員の主人公。ある日、仕事の合間に係長から休憩室に誘われました。休憩室の中で飲もうと鞄の中から持参した水筒を用意します。するとそれを見た係長がいいました。「水筒?そんなもの用意する時間がもったいない。自販機で買えばいいじゃないか。」
「そうは言うけど、自販機はコスパが悪いしなあ…。」と心の中でつぶやく主人公。頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります。
ジュースを買って飲むべきか、持参した水筒のお茶を飲むか悩む主人公。すると係長が突然振り返り、「自販機はコスパが悪いとか思っただろ?」とニヤリ。「え?」と思いながら、係長の顔を見ると、「実はな、この会社の自販機のオーナーは俺だ。」と少々自慢げ。「なるほど。私が買えば係長の儲けに…。たしかにコスパはいいですね。」と、納得する主人公…。
「ま、自販機買うまでが大変だよな…。」(妄想終了)