みなさんは「都営住宅」をご存知でしょうか。
都営住宅は、東京都が運営母体となっている「公的賃貸住宅」です。
東京都住宅政策本部のホームページによると、対象となるのは所得の低い方で、住宅に困っている方。主に「家族向け」(夫婦等家族で入居する場合)と「単身者向け」(60歳以上の方や身体障害者の方などが対象)があります。
また都営住宅の他に「都民住宅」もありますが、こちらは主に中堅所得者(都営住宅の所得基準を超える方)を対象とした賃貸住宅であり、「家族向け」となっています。
また、昨今の物価上昇の折、民間の賃貸住宅に比べて格段に家賃が安い都営住宅は、特に低所得世帯からの需要が高くなる傾向にあります。
本記事では、JKK東京のホームページにて公開されている「360度内見」より、昭和40年代建設の「2DK」のバーチャル画像を紹介します。
実際に内見しているかのようなリアルな画像で、都営住宅の内部イメージをつかんでみてくださいね。
1. 【都営住宅360度ビュー】昭和40年代建設「2DK」を中から外から全部ご紹介
まずは、部屋の屋根を天井を取り除き、部屋を上から俯瞰するような画像と、横からみた画像のご紹介です。
どの位置にどんな部屋があるのか、俯瞰できるので、間取り図のようなわかりやすさがありますね。
今回は「2DK」ということで、ダイニングキッチンの他に和室が1室、洋室が1部屋あります。水回りはバストイレ別、という間取りになっています。
昭和40年代建築ということで、設備が気になりますが、一体どのような内装になっているのでしょうか?
それでは、実際の360度内見のシミュレーションで、家を見てみましょう。
2. 【都営住宅360度ビュー】昭和40年代建設とは思えない新しさ!秘密は「スーパーリフォーム」
まずは玄関の様子。
やや狭いながらも、しっかりシューズクローゼットもあり、靴をすっきり収納することが可能です。
玄関を入ってすぐ横にはキッチンがあります。換気扇や上部の収納なども用意されており、シンプルで使い勝手がよさそうです。
ダイニングの隅に洗面所が置かれているのも特徴でしょうか。外から帰ってきて、まずはこの場所に直行しそうですよね。
それにしても昭和40年代建設とは思えない綺麗さを保っている物件ですが、これは平成10年代に「スーパーリフォーム」されているためです。
東京都住宅政策本部のホームページによると、「スーパーリフォーム」とは、昭和40年代に建設した住宅の内部のリフォーム(間取りの変更、室内段差の解消、設備の改善)を行ったもの、ということです。
3. 【都営住宅360度ビュー】バストイレ別、浴槽はステンレスで清潔感あり
続いて水回りを見てみましょう。
中央に洗濯パンがあり、左右にバス、トイレが設置されています。
こちらも機能に多少の古さはありますが、設備自体は新しいものになっています。ステンレス製の浴槽は清潔感がありますね。
しっかりと手すりがついているところも、特にご高齢の方にはうれしいのではないでしょうか。
最後に和室1部屋、洋室1部屋の紹介です。
和室には押入れがあり、布団などの寝具を収納しやすくなっています。洋室にも、やや小さいながら使い勝手のよさそうな収納がついており、洋服などを収納するのに利用することもできるでしょう。
四角の非常に使い勝手の良い部屋の形なので、引っ越し元から持ってきた家具なども配置しやすそうですよね。
なお、部屋の実際の寸法などは、この「360度内見」のデータに搭載されている「寸法ツール」を利用して、実寸を計測することが可能です。
寸法ツールは、画面の左下の「定規マーク」をクリックして活用します。このツールでは、間口や奥行も計測することが可能になります
この「寸法ツール」があることで、このビューが単なるパノラマ写真ではなく、画面上で壁や床のサイズを測れる計測機能がついているのが大きな特徴です。
そして、今回ご紹介したお部屋は、あくまで参考となりますので、実際と異なる場合があります。実際と異なる場合、現況を優先します。
いかがでしたでしょうか。
昭和40年代に建設された都営住宅というと、今より約60年ほども前の建物ということになります。
しかしながら、平成10年代に「スーパーリフォーム」を施していることで、古さを感じることなく、十分に住みやすい住宅になっていました。
都営住宅は、原則として当選して入居するまで実際の部屋を見ることができません。
この「360度内見」は、その「中が見られない」という不安を解消する一助となるのではないでしょうか。
参考資料
LIMO編集部