車検の検査時に「スピードメーターが40km/hの時の実速度との誤差を測る」という項目があり、この計測時にメーターが指す速度と実測値の誤差が大きいと車検に合格しません。

基本的に、車のスピードメーターが指す速度は純正サイズのタイヤの外形(大きさ)をベースに計測するようにプログラミングされています。そのため、純正タイヤよりも外形が小さい場合は実際のメーターが指す速度よりも実測が遅く、逆に大きい場合は実測の方が早いという結果になる可能性があります。

タイヤのサイズを変更する際はタイヤの外形を計算してくれるサイトもありますので、事前に確認をするようにしましょう。(参考:「タイヤ外径計算機」AUTOWAY LOOP)

タイヤのはみ出しについては2017年6月22日に保安基準が多少緩められ、タイヤのラベリング部分については10mm未満の突出した部分は「はみ出しとみなさない」とされました(※1)。しかし基本的にボディからはみ出すことは厳禁です。ボディからタイヤやホイールがはみ出さない範囲で行うことが鉄則です。

タイヤのインチアップやローダウンをして「シャコタン・ツライチ」がかっこいいとよく言われていますが、ショップ等と相談して緻密な計算をするようにしましょう。