定年60代のお金事情、みんな老後資金はどう増やせばよいか?

時間を味方につける

さて、複利効果ですが、さらに活かせる方法があります。時間を見方につけることです。

複利効果は、最初は感じにくいものです。しかし、時間をかければかけるほど、その効果は絶大です。

複利効果で大きくなった元本に数%の金利を付与すると、大きな利息となります。

定期預金で考えてみましょう。金利3%の定期預金で1億円預けると利息は300万円(税引前)、100万円の場合だと3万円(税引前)となります。

当たり前の話ですが、お金を増やすには、いち早く元本を大きくすることが必要です。

そして、複利効果で大きくなった元本が金利付与で、さらに大きくなる、このプロセスを繰り返すことが、お金を増やす仕組みとなるのです。

この仕組みは雪だるまに例えられます。雪の玉は大きくなるにつれ、表面積が大きくなり、そこに雪がくっつくことで更に大きくなります。

時間をかければかけるほど、加速度的にお金が増えていくので、グラフにすると右肩上がりの直線ではなく、尻上がりの曲線になります。

できれば、20年、30年以上のスパンで運用することができれば、効果も実感しやすくなります。長期で運用することの大切さをよく理解しておきましょう。

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土屋 史恵

ファイナンシャルアドバイザー/金融プロフェッショナル採用
神戸市外国語大学卒業後、ジブラルタ生命保険、りそな銀行、東京スター銀行等で個人顧客の資産運用に関連する業務に携わる。現在は、これまでの金融機関勤務経験を活かし金融サービスを提供する企業の金融プロフェッショナル採用業務などを担当。AFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)、一種外務員(証券外務員一種)等の資格を保有。