定年60代のお金事情、みんな老後資金はどう増やせばよいか?

Happy monkey/Shutterstock.com

定年も65歳に延長されるケースもあり、元気で働くシニアが増えています。元気で長く働けるのは喜ばしいことですが、長く働いた後に待っているのは、不安定な年金生活です。現役世代の悩みの種ですね。

定年退職後に、お金の心配はなるべくしたくないものです。今回は60代以降の生活に備えて、お金をどのように増やせばよいかについてお話しします。

あなどれない複利の効果

皆さんは単利や複利はご存知でしょうか。利息の計算方法のことです。

続きを読む

例えば、100万円に6%の金利が付くと、6万円(税引前)になりますね。10年間、6%の金利が付与されると、6万円×10年間で利息の合計は60万円になります。預け入れ全期間を通じて、当初の元本に金利を付与すること、これが単利です。

一方、複利ですが、利息を元本に組み入れて計算します。

例えば、1年目に6万円の利息が付いたとします。2年目は利息の6万円を元本に組み入れて計算しますので、元本106万円×6%が2年目の利息の計算方法となります。

72の法則とは

12年目まで複利で計算すると201万円になり、お金は倍になります。単利の場合、200万円に到達するのは、それから5年後の17年後です。

お金が増えるスピードが早いのは複利です。つまり、お金を増やすためには複利の方が有利と言えます。

余談ですが、複利の効果を計算するのに便利な「72の法則」というのがあります。

72÷金利=「資産が複利で倍になる年数」

を示しています。

とても便利で気軽に使えますので、いろいろな金利を入れて計算してみるとおもしろいですよ。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
土屋 史恵

ファイナンシャルアドバイザー/金融プロフェッショナル採用
神戸市外国語大学卒業後、ジブラルタ生命、りそな銀行、東京スター銀行等で個人顧客の資産運用に関連する業務に携わる。現在は、これまでの金融機関勤務経験を活かし金融サービスを提供する企業の金融プロフェッショナル採用業務などを担当。FP2級、一種外務員等の資格を保有。