2つ目はアクティブ型です。こちらは、市場の動きを示す指数を上回るリターンを目指して運用している投資信託のことをいいます。日経平均株価のアクティブ型投資信託を買ったとすると、日経平均株価の値動きを上回るリターンが望める反面、その分リスクも高めになります。

iDeCoやつみたてNISAでは、これらの投資信託の中から複数本を選択して保有することが可能です。iDeCoの場合は、定期預金も選択できるので、慎重にいきたいという方は「定期預金+投資信託」という組み合わせを検討してはどうでしょうか。

iDeCoやつみたてNISAを始めるときのポイント

それでは、実際にiDeCoやつみたてNISAを始めるときのポイントを見ていきましょう。

① 手数料が安い金融機関の口座を選ぶ

まずは、iDeCoやつみたてNISAを始める口座は、手数料が安い金融機関を選ぶようにしましょう。私たちのお金が投資信託の運用会社に託される際には、銀行や証券会社のような金融機関が仲介するため手数料を徴収されます。

1つ1つの手数料はそれほど高いものではないのですが、中長期にわたり積み立てていくことを考えると、手数料は安いに越したことはありません。ネット系金融機関をはじめ、お得な手数料を設定している金融機関も多くあるので調べてみましょう。