② 信託報酬が低いのはインデックス型

信託報酬とは、投資信託の運用会社に支払う手数料のようなもので、投資信託を保有している間はずっと自分の純資産総額から自動的に差し引かれることになります。

「信託報酬率」などと記載されていることが多く、年0.5~2%程度が一般的ですが、アクティブ型はハイパフォーマンスを目指しているため、インデックス型に比べて信託報酬が高くなってしまいがちです。

iDeCoやつみたてNISAは、中長期の投資になりますので、運用商品を選ぶ際には必ず信託報酬を確認するようにしましょう。

まとめ

運用商品を選ぶときには選択肢が多く、みなさんも迷うことが多いかと思います。まずは、本記事を参考に「無駄なコストは抑える」というポイントに着目して運用商品を絞り込んでみてはいかがでしょうか。

なお、iDeCoやつみたてNISAの概要については、『知っておきたい!iDeCo、つみたてNISAのメリット・デメリット』をご参考にしてください。

【参考資料】
ネット証券 口座開設急増」(日本経済新聞)
歴代業界最多更新!3月の月間口座開設数16万超に」(楽天証券プレリリース)
知るぽると」(金融広報中央委員会)
投資信託を学ぼう」(一般社団法人 投資信託協会)
信託報酬」(SMBC日興証券)

鈴木 拓人