定年後のお金事情、みんな退職金をどう運用しているのか

それに次ぐのが、株式と株式の投信となっており、資産構成の傾向は60代とは大きな変わりはない。

まとめにかえて

退職金を2000万円近く手にする人がいる一方で、定年後の60代や70代以上のうち、預貯金で運用する比率は高い。

米国のトリニティ・スタディとよばれるトリニティ・ユニバーシティの研究によれば、老後(引退後)も株式比率を高間ながら資産運用していけば、その資産構成次第で自分が死ぬまでしっかりと資産が残っているという研究もある。「4%ルール」と呼ばれるものだ。

日本でもしっかりと資産運用をしながら取り崩すという発想と手段があれば、高齢者が預貯金をため込んで、お金が循環しないという環境から脱する機会もあろうかと思うが、いかがだろうか。

参考資料

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青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX