持家派vs賃貸派、みんなの世代はどちらを選ぶのか?

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個人の資産形成を考える際に非常に重要な要素が「住宅」です。住宅を購入する「持家派」か、家を借り続ける「賃貸派」かは、毎回大きく議論が分かれるところです。それでは、結局、日本人はどちらを選択しているのでしょうか。

持家派か賃貸派か議論の意味とは

「あなた賃貸?」「あなた持家?」というような会話を日常的にできるのはよほど仲が良いとできないというのが実際ではないでしょうか。

なかなか友達同士でも聞けないので、毎回メディアで「持家派vs賃貸派」の論争が大きく取り上げられることになります。

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その観点は、最終的にはどちらがお得か、という点に話題が及びます。

いつも不毛な議論だなと思うのは、不動産はコモデティではないので、それぞれ条件が異なります。それを一列、同列で議論することにあまり意味はありません。

住宅購入も金融機関から資金調達をして購入する立派な不動産投資です。ですので、最後は買ったよりも高い値段で売れるのかということがポイントになります。

したがって、立地が重要です。物件の場所を議論せずしての「持家派vs賃貸派」論争に意味はあまりないといえます。

もちろん、住宅ローン減税やリフォーム費用などの費用を考慮した賃料との比較は興味深いものがあります。

しかし、それら条件を別々の物件を持っている人同士で比較しても参考にはなりますが、個人の投資判断の材料にはなりません。したがって、結論が出ないのです。ゆえに、論争という名がつけられるのです。

それでは、持家派と賃貸派の世代別の比率を見ていきましょう。

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執筆者

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX