赤江アナが語る「家族に陽性の可能性があるとき」の準備
赤江アナの場合、ご主人が検査から陽性の判定が出るまでの間に3日ほど時間があったそうです。検査結果が出る前から肺のレントゲンに肺炎症状があったため、その時点で家族の社会生活をストップ。感染している可能性のもと、さまざまな準備をしていたことを、TBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』「4月16日放送」での赤江珠緒さんからのお手紙では、以下のように具体的に公表してくれています。
・高熱が出る前に2週間分の隔離生活用の荷物の準備
・消毒などをしやすいようにある程度家の片づけをする
・玄関前まで物資を調達してもらえる存在を確認
・コロナ以外の持病やケガに控えた薬や備品の準備
・夫婦ともに感染してしまった場合の小さい子供の世話についての話し合い
これらは家庭内で話し合ったり準備しておくことに加え、協力してもらえる機関や店舗、友人などへの依頼や調整をしておくことも大切です。赤江さんは友人らに調達をお願いするスタイルを「笠地蔵方式」と呼んでおり、玄関まで届けてくれる存在の重要性を説いていました。
親戚が遠方であるならば、地域の友人・知人を頼ったりするのも一つの方法です。しかし、病院で軽症と判断されたからとはいえ体調の急激な変化などで「用意する余裕すらない」人も存在するかもしれません。そんな場合を想定して、自治体によっては自宅で療養しなくてはならない人に向けた「自宅療養セット」を配布するなどの動きも始まっており、足立区「新型コロナウイルス対策 自宅療養セットの支給を始めました」と4月21日に発表したように「自宅療養セットを支援する輪」が全国的に拡大することを期待したいです。