核家族はさまざまな不安でいっぱい

赤江アナのご家庭の話がニュースになった際、多くの幼児家庭で「他人事ではない」という声が上がりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は感染力も強いため家族が感染した場合、同居する人たちが濃厚接触者となり感染拡大防止のため自宅待機となります。そうした際、真っ先に気になるのが「自分が次に罹患したら誰が子供の世話をするのか」ということと「自宅にいる家族の生活用品はどのように入手するのか」ということだと思います。

・「都内で家族四人で暮らしています。夫婦ともに実家が地方なのですぐに親戚を頼ることができません。赤江アナの話が出るまで、大人が二人とも感染してしまったら子供たちはどうしたらいいのかという話があまり表に出ずずっと気になっていました。赤江さんは親戚を頼らなかったそうですが、我が家も近くに頼れる人がいません。夫婦同時に高熱などの症状がでたらと戦々恐々です」

・「夫が医療関係の仕事をしています。細心の注意を払ってくれていると信じていますが、だからといって完璧に防げるとは思っていません。我が家は五人家族なので、もし一家で自宅待機となってしまったら、二週間分の蓄えはさすがにできていません。今は宅配サービスなどもあるとは思いますが、子供たちに必要なものまですべてそろえながら待機できるのか。詳細がわからないので不安も多いです」

また、最近では高齢出産の人も増えたため、親戚が近くに住んでいても小さな子供の世話を持病があったり重症化リスクの高い高齢の両親に預けるかという問題に直面し悩んでいるという人も多いそうです。