概ね以下のケースに集約されるのではないか。

  • 【ケース1】結婚する(または子供が産まれる)ので自分や家族の保障をきちんと考えたい
  • 【ケース2】有名人がガンなどの大きな病気をして自分も気になったので考えたい
  • 【ケース3】保険会社から契約更新のハガキが届き、更新すると保険料が相当に上がることがわかり考えたい
  • 【ケース4】病気や怪我をして入院(または手術)の経験し、治療費が高額となり、後悔した経験がある
  • 【ケース5】家族や同僚などが大きな病気や怪我をし、治療費等に相当かかることを目の当たりにし心配になった

では、ここにあがった5つのケースについて順にみていくことにしよう。

ライフイベントに際して検討するケース

【ケース1】のパターン。20代から30代では、保険の検討自体が初めてという人が多い。ただ、そうした状況は良く参られるケースと言える。

まだ年代的に若いため持病を持っている人も少なく、仮にあっても少ない。なおこの年代で保険に入ることが難しいのは精神疾患に関連したものだ。

注意すべき点としては、妊娠してから医療保険をはじめたとした生命保険に入ろうとすると、入れる保険会社は狭まる可能性がある。出産で少しでも不安のある方は妊娠する前に医療保険に入っておくことを強くお薦めする。

ただ、妊娠後、何もなければまた普通に医療保険には加入できるのでそこはご安心いただきたい。

有名人とご自分を照らし合わせるケース

中高年の女性によくみられる【ケース2】のパターンだ。自分が好きな役者や歌手、タレントが入院したのを自分と重ね合わせるケースだ。

ご自身になにかあったわけではないので、かなり漠然とした不安から突き動かされることが多い。

気を付けたいのは、こういうタイプの人は、営業マンから薦められた商品を何となく入ってしまいやすいということだ。また、少し前に入ったばかりなのに、また新しく提案されるとすぐに飛びついてしまうことが多い。

結果、契約数が増えたり、切り替えをするまでの必要性はない商品に切り替えて、結果支払ばかりが増えていくことが多い。