また、保険にも手数料は存在します。投資信託よりは見えにくいですが、銀行で保険をすすめてくるのはそのためです。どの手数料を重視しているかは、金融機関によって異なります。
また、購入手数料は安い(もしくはゼロ)が、信託報酬が高いというケースもあります。金融商品を選ぶ際は手数料にも注意が必要です。
【その3】複雑な金融商品が多い
3つ目の特徴は、複雑な金融商品であることです。
たとえば、貯蓄性保険では、運用内容においてどのようなものにどのように投資されているのかが見えにくかったり、投資信託では、配当金が出るタイミングが違ったりするなど、その金融商品ごとに仕組みが違っています。
金融商品を購入するときには、こういった金融商品の仕組みを理解したうえで、どのようなリスクがあるのかを判断する必要があるのです。
金融機関では複雑な仕組みの金融商品を売ることで、簡単には他の金融商品と比較できないようにしています。
これから金融商品を選ぶ場合、できるだけシンプルでわかりやすい仕組みの金融商品を選ぶのがおすすめです。
使える金融商品か、使えない金融商品かの見分け方
金融機関が進めてくる金融商品の特徴がわかったところで、実際に使える金融商品かどうかの見分け方が気になるところです。ここでは、本当に使える投資信託の見分け方を解説します。