銀行や証券会社などの金融機関に出向き、銀行員や営業スタッフに相談できるということは初心者にとってはどことなく安心感があります。そして、おすすめされたものをそのまま選ぶという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、金融機関でおすすめされた金融商品がいいものかどうかは自分自身で判断しなければなりません。

そこで今回は金融機関では教えてくれない本当に使える、もしくは使えない金融商品の見分け方をご紹介します。

金融機関がすすめる金融商品の特徴とは

金融機関では、特徴のある金融商品を進めてくる傾向があります。続いて見てきましょう。

【その1】話題の商品をおすすめ

1つ目の特徴は、お客様も多少は知っているかもしれない、話題の商品です。

金融機関では、「この金融商品を前面に押し出して販売していこう」という狙いがあるケースが多いです。もっとも金融機関でなくとも、販売戦略はどの企業もあることですし、これ自体は珍しいことではありません。

メディアで取り上げられている金融商品であればなんとなく安心感があるというのは顧客側に立てば分からないでもないという気はします。

たとえば、運用報酬の安い(購入手数料が無料で信託報酬が安い)インデックスファンドもメディアで頻繁に取り上げられるのでとりあえずインデックスファンドと思っている方が多いのはそうしたケースの一つともいえるのではないでしょうか。