いつ頃までにいくらあると良いか、万が一となった時にはいくら用意できると良いか、具体的なイメージを持つことが大切である。

今から将来のことなんてわからないが、いつになったらわかるのか。

将来を見据えて目的別にお金を分けて考えることをお薦めしたい。

将来の予定なんて変わることも当然あり得る。ただ、その際も一度自分でしっかり考えた結論であれば1つの軸が出来ているはずだ。そしてその軸を基準に以後も継続するのか、それとも修正していくのか具体的になっていく。

貯蓄は誰のためにするのか

貯蓄は誰のためでもなく、自分や大切な人のためにするものだ。周りが気になるのもわかるが、もっと自分ごとと考えて計画的に進めていきたい。

すぐに使えるお金、自分へのご褒美のお金、老後を楽しむためのお金等、「万が一」が発生した時のお金、等々。短期、中長期、長期とお金に目的を持たせよう。

目的が決まれば次は戦略だ。1つ1つ具体的な手段が出てくるはずだ。何となく預貯金していた時よりも将来の絵がずっと鮮明に見えてくるのではないだろうか。