学資保険というように保険も一つの運用商品です。毎月一定額を積み立てるのも良いですが、長期貯蓄ほど時間を取れないので、もし『100万円』等のまとまったお金があり、短期的に使う予定がないのであれば一括払いでまとめて預けてしまった方が増え方は大きくなります。
しかし、最近では日本だけではなく、世界中で低金利、またはマイナス金利の時代に突入し、保険会社も債券で運用するのが難しい時代になっています。円建ての学資保険の取り扱いが難しいという状況があり、親御さんもお子さんの教育資金目的の資産運用には困っているのが現状です。
長期貯蓄はつみたて投資でリスク分散
- 期間:15 年以上
- 目的例:老後の生活費(老後資金)、介護費用、住宅メンテナス費用 等
お金は少額でも毎月一定額を積み立てる事で大きく膨らますことが可能です。
例えば、iDeCoやつみたてNISAも長期つみたて投資の一例です。iDeCoは、60歳まで資金拠出が可能ですし、つみたてNISAは最大20年間の非課税枠を活用することができます。
iDeCoやつみたてNISAは投資信託という金融商品を活用して資産運用をすることが可能です。投資信託は、様々な資産に分散投資をしている金融商品であり、少額から投資が可能なので、手元に大きな資金がなくても手軽に運用を始めることができます。
そうした制度を活用しようとする際には、いつから始めるのかという点は特にiDeCoでは考慮する必要がありますが、いずれにせよ早く始めるのに越したことはありません。
iDeCoやつみたてNISAでは、各金融機関において運用費用の安いインデックスファンドを中心とした品ぞろえになっているので、資産運用初心者にはとっつきやすいともいえるでしょう。