子どもが小学校に入学すると、同時に始まるのが「PTA」活動です。しかし今年度は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対策で休校になる小中学校が多く、PTAの役員決めなどが中止・延期となるなど、いつもならとっくに決まっている事もスムーズに進まない状況。

世間一般ではPTAは「面倒くさい」「やりたくない」と思われていることが多く、「ないなら、ないままで良い!」という意見もあるようですが、親・子ども両者にとって「メリットがある」とPTA役員経験者の筆者は思っています。

今回は、PTA活動に対して感じたホンネを、メリット・デメリットとともにお伝えします。

PTAって一体どんな活動をしているの?

初めてPTAに関わる方の中には「PTAってそもそもどんなことをしているの?」という方もいるのでは?

PTAは、親と各学校の先生とで組織された教育団体のことです。学校によって活動内容は異なりますが、学校の行事でマンパワー不足の部分をフォローしたり、PTAの仕事にそれぞれ担当を決め「役員」として動いたりします。

PTA会員の中から立候補や推薦で会長や副会長などの本部役員が決められます。筆者が経験したのはこの本部役員の副会長。やはり負担も増えるため、「忙しいし、やりたくない…」という意見が圧倒的に多いのにも合点がいきました。しかし、メリットもあるんですよ。