月間利用者数がそれぞれ6700万人、8200万人と大規模で、加えて日々の生活の上で頻繁に利用されるサービスという性質を踏まえれば、確かに両社の統合は広告主にとっても媒体としての魅力を高めるものであり、広告サービスのシェア拡大を加速させそうだ。
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コンテンツで効率的に相互集客
コンテンツにおいても両社は幅広いサービスを展開している。ヤフーでは無料の動画サービス「GYAO!」や電子書籍「ebook japan」のほか、ゲームや占いなども提供。
一方でLINEでもゲームやマンガのほか、小説投稿サイトや定額制音楽聴き放題サービス、ライブ配信サービスなどを提供している。
こうしてみると、電子書籍やゲームなどの共通のサービスがある一方で、動画や音楽、ライブ配信といった互いに持ち合わせていないサービスもあり、その利用者を互いに送客できるかがシナジーの肝となりそうだ。
特にライブ配信などは近年市場規模が大きく拡大しており、ヤフーとしてはLINEのサービスを取り込むことでその成長性の恩恵を享受したり、何らかのサービスと組み合わせることで掛け算的に利用者を増やしたりすることも期待できるだろう。
eコマース統合で客層拡大
eコマースの分野でも両社の活動の幅は広い。ヤフーではネット通販サイト「Yahoo!ショッピング」やオークションサイト「ヤフオク!」のほか、電子決済サービス「PayPay」の活用をメインとした通販・フリーマーケットサイトも運営。