ヤフーとLINEとの間で期待されるシナジーとは

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昨年12月に発表がされているように、このまま話が進めば旧ヤフーである「Zホールディングス」と「LINE」が年内に経営統合となっていく。

幅広いサービスを展開することで世間でも知名度の高い2社について、今回は両社の各種サービスを比較し、統合後に期待されるシナジーなどもユーザー視点で見ていきたい。なお、文中ではZホールディングスではなく簡略的に「ヤフー」の呼び名を使用していきたい。

メディア・広告のシェア拡大加速なるか?!

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ヤフーとLINEはともにメディア・広告領域でのサービスを展開している。ヤフーでは検索サービスが一般個人にもよく活用されていることだろう。ヤフーではそのほか、ニュースサービスおいて、総合的なサイトやスポーツ・防災などに特化したサイトなども運営している。

また、地図サービスや料理レシピの紹介サイト「kurashiru」などのほか、広告サービスにおいては総合サイト上でのバナー広告や検索結果上でのリスティング広告なども提供している。

一方、LINEも同様に「LINEニュース」「ライブドアニュース」といった複数のニュースサービスや、無料通信アプリ上での広告を提供している。独自性の高いサービスでいえば、小売業向けの販売促進サービスや、ユーザー側が独自に情報を編集して公開できるWebキュレーションサービス「NAVERまとめ」での広告なども手掛けている。

利用者基盤を見てみるとヤフーは月間利用者数が6700万人、LINEは8200万人と、両社とも多くの利用者を抱えている。

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石津大希

データ重視の金融系ライター


慶応義塾大学商学部卒業。地方銀行、大手リースといった金融機関勤務などを経て2019年に独立。アナリスト業務などを通じてファンダメンタルズ分析の経験を積む。執筆する記事は、株式投資の分野を中心に、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく投資を身に付けられる内容を積極的に発信します。