しかし、そのことを反対から見ると、自分のことを高く評価しすぎているサラリーマンが多い、ということになります。「自分は頑張っていないのに、なぜか上司が評価してくれてありがたい」と思っているサラリーマンは非常に少ないでしょうから(笑)。

みなさんも、自分を客観的に評価できているか、ゆっくり考えてみてください。もしかすると、組織が理不尽なのではなく、自己評価が理不尽なのかもしれませんから。

それでも我慢できないことがあるかも

以上、組織の素晴らしさを説き、「ある程度の理不尽は我慢して、ぜひ頑張ってほしい」ということを記してきましたが、物には限度がありますから、「ある程度」ではない理不尽とは戦いましょう。あるいは逃げましょう。

その際、気をつけてほしいのは、転職先を決めるまでは辞意を表さない、ということです。上司とけんかした勢いで辞表を叩きつけたりすると、次の就職先が万が一見つからなかった時に大変困りますから、そこは我慢です。

「転職先さえ見つかれば、こんな組織を辞めることができるのだ」ということを心の支えとして転職活動に励めば、きっと上手く行きますから。

本稿は、以上です。なお、本稿は筆者の個人的な見解であり、筆者の属する組織その他の見解ではありません。また、厳密さより理解の容易さを優先しているため、細部が事実と異なる場合があります。ご了承ください。

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塚崎 公義