多くの事業者や小売店、飲食店は営業時間の短縮やイベントの自粛も続いており、資金繰りも含めて多くの困難に直面しています。政府によるコロナショックへの対応策の協議は続いており、今後の経済政策の発表を待っていますが、国民へのサプライズのある発表が待ち望まれます。

学校のスタートは本当に4月からでよいのか

さて、3月頭に発表された小学校、中学校、高等学校の一斉休校要請ですが、すでに春休みに突入しており、長い春休みだなと思う親御さんも多いかと思いますが、先日の文部科学省の発表を読んで多くの方が感じると思うのですが、今一つ子どもを4月から学校に通わせてよいのかすっきりしません。

もちろん、両親共働き世帯だけではなく、一人で子育てをしている世帯では、「子供の面倒は誰が見るのか」という問題は付きまといますが、子供の安全に関すること以上に重要なことはないでしょう。現在は、自宅での勤務が推奨される環境の中、可能な限り子供の安全性を担保したいという親御さんも多いのではないでしょうか。

そうなると、新学期は本当に4月スタートでよいのかという話です。

慶應義塾大学などの一部の大学などでは、4月の入学式を9月入学の学生と合わせて行う可能性もあるとするなど、入学式そのものの延期が議論されています。

大学の新学期も実質的には4月は難しく、5月からという大学もちらほら見えてきています。5月も今後の新型コロナウイルスの影響次第では本当に講義が開かれるのかは未知数といえるでしょう。