今後、資金繰りが厳しい事業者が出てきたり、また失業者も増えてはいくでしょうが、そうした状況は簡単には改善しないでしょう。支援策やそもそもの時間が必要です。
そうした準備のためにこの半年を準備期間として、どうやり過ごしていくかを明確にする準備をするためにも、とらえるのはどうでしょうか。
スタートを4月から9月に変えても何も変わらない、と考える人もいるでしょう。しかし、4月からすべて新しくしないといけないと焦るとよくない手を選んでしまうかもしれません。そうならないためにも、9月に向けて準備しようとする方が、着実に準備できたりはしないでしょうか。
もっともそのためには政府や金融機関もまずは6か月分の支援の準備を「具体的に」示してほしいものです。
青山 諭志