Kさんの娘さんは、ユニコーンが描かれたピンクの下敷きを持って行っているそうです。お小遣いで買ったその下敷きを、娘さんはとても気に入っています。しかし、1週間前に席替えが行われ、隣の席になった女の子が「その下敷き可愛いね、交換しよう」と言い、有無を言わさず下敷きを取り換えてしまったのだそう。

「嫌だ」と言えなかったKさんの娘さん、仕方なくその子が代わりによこした無色透明の下敷きを使用していたのですが、その子の使い方がとても荒っぽく、自分の可愛い下敷きが壊されはしないかとヒヤヒヤしていたそうです。

ようやく授業が終わり、勇気を出して「下敷き返して」と告げた娘さん。しかし相手は「今日一日私が使いたい」と宣言し、返してくれなかったそう。

それ以来、毎日1時間目が始まる前に当然のように下敷きの交換を要求する彼女。娘さんが断ると、あからさまに落胆したそぶりを見せ、時には泣き真似までするのだそうです。

「お母さんが先生に言おうか?」と言うと、慌てて「大ごとにしたくないからやめて」と娘さん。それでも状況は改善されなかったため、ついにKさんは先生に報告し、その子を注意してもらったそうです。