全国小中高で実施された臨時休校措置。文部科学省が2020年3月に発表した「学校の臨時休業の実施状況、取組事例等について」では、各学校に向けて「子供ができるレシピ等の発信」や、「ICTを活用したオンラインでの学習事例」などの取り組み事例が数多く紹介されています。子供たちは基本的には自宅で過ごすよう努め、そのために教育機関もさまざまな努力を求められていました。
しかし、感染予防が個人の努力に任されている以上、価値観や常識の違いによってさまざまな摩擦を生んでしまうことも。基本的に外出を控えるべきといわれた期間ではありましたが、「突然やってきた長期休暇」と捉えてしまう家庭も少なからずあったようです。