そのため、株式を発行して企業への出資者を募り、事業のための資金を集め、それを元手にして活動して利益をあげることを目的とした企業が「株式会社」なのです。
株式会社に資金をだした人を「株主」と呼び、その株主に発行されるのが「株式」。つまり、株式投資とは、その会社の「オーナー」になるということです。
トヨタ自動車やソニーなどの有名企業でも、数万円~数十万円の資金で誰でもオーナーになれるのです。ただし、あくまでも共同オーナーのひとりなので、その企業を好きにできるわけではありませんが、企業のオーナーになる対価として、議決権(株主総会で議決する権利)や配当金・株主優待などを受け取る権利を得ることができます。
株式投資のメリット
値上がり益が狙える
株価は毎日変動しています。株を買いたい人と売りたい人が価格と数量を提示し、折り合いがつけば売買が成立(約定)するのです。流通している株の数量は限られているので、買いたい人が多ければ株価は値上がりします。
自分が買った時よりも高い株価の時に株を売れば、その差額が利益です。この売却益を「キャピタルゲイン」と呼びます。