2019年に大きな話題となった「老後2000万円問題」。この問題は金融庁の「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」」で老後資金として「収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる」と指摘されたのが事の発端です。
老後2000万問題で資産形成に関心を持つ人も増えたのではないでしょうか。ただ、新型コロナウイルスによる「コロナショック」株式投資というと「損するのが怖い」「リスクが高い」と感じる人もいるでしょう。この記事では、株式市場の急変に惑わされることなく、どう対応すべきかを準備するために、投資初心者のための株式投資の仕組みとメリット・デメリットについて解説します。
株式投資とは
企業が資金を集める方法として「株式」の発行があります。企業は、新製品を開発するための資金や、工場を作ったり人を雇ったりするための資金が必要になります。