一般的には、1銘柄あたりの上限を自己資金の20%程度にするのが望ましいとされています。複数の銘柄に分散投資して、リスクを抑えるようにしましょう。
流動性リスク
銘柄によっては、買いたいときに買えない、売りたいときに売れないといった流動性リスクもあります。また、外国株に投資する場合は、その国のカントリーリスクや為替変動リスクにも注意しなければいけません。
まとめにかえて
今回は、株式投資の仕組みとメリット・デメリットについて解説しました。株式投資は値上がり益が狙えることや、配当や株主優待などを受け取れるというメリットがあります。うまく運用すれば、資産を大きく増やすことも可能です。
しかし、株式投資にはリスクもあります。企業の業績が悪化したり、経済状況が悪くなったりすると、株価が下がって損失がでる可能性もあるのです。ですから、1銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄に分散投資するようにしましょう。
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。